この記事では以下について解説していきます。
- 審査の甘いおすすめファクタリング会社ランキング
- ファクタリング審査に絶対通る5つのコツ
- 元社員が教える「実際のファクタリング審査の内容」
- 審査が甘いファクタリング会社のデメリット
- ファクタリング審査のよくある質問FAQ
ぜひ参考にしてみてください。
まずは審査の甘いファクタリング会社ランキングから見ていきましょう。
審査が甘いファクタリング会社ランキングと上位5社の特徴
ここで紹介する会社は、以下の条件を前提として厳選した会社です。
- 赤字、債務超過、税金社保の滞納、融資のリスケ中でも利用可能
- 個人事業主も利用可能
- 売掛先が有名な会社ではなくても可
- 少額の債権でも利用可能
- なるべく手数料が安い
会社名 | 評価 | 手数料 |
えんナビ | 5%~ | |
うりかけ堂 | 2%~ | |
日本中小企業金融サポート機構 | 8%~ | |
ビートレーディング | 2%~ | |
ウィット | 5%~ | |
トライ | 5%~ | |
ピーエムジー | 債権次第 | |
オッティ | 5%~ | |
アクティブサポート | 10%~ | |
No.1 | 1~15% | |
ジャパンマネジメント | 2%~ | |
MSFJ | 1.8~9.8% | |
ファクタープラン | 5%~ | |
事業資金エージェント | 1.5%~ | |
OLTA | 2~9% |
それでは、審査が甘い会社ランキング上位5社の詳細を見ていきましょう。
審査が甘いファクタリング会社①えんナビ
手数料 | 5%~ |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 30万~5000万円 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
個人事業主 | 利用可能 |
えんナビは30万円の小口債権から5,000万円の大口債権まで幅広く対応しているファクタリング会社です。
個人事業主や小規模事業者の小口債権の買取を得意としており、赤字・債務超過・税金滞納・融資のリスケ中でも利用できるほど審査は甘めです。
手数料についても業界最低水準の5%~と、かなり良心的な設定です。
土日祝日は対応していないファクタリング会社が多い中、えんナビは24時間365日受付対応を行っているため、忙しい方には最適でしょう。
審査の甘いファクタリング会社②うりかけ堂
手数料 | 2%~ |
対応スピード | 最短即日 |
買取金額 | 30万〜5000万 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
個人事業主 | 利用可能 |
うりかけ堂のファクタリングは、小口から大口まで対応可能です。
また、個人事業主も受け入れているファクタリング会社です。
審査が甘い会社を選ぶ際のポイントとして「個人事業主を受け入れている」というのは1つの判断基準になります。
さらにそれでいて手数料が最安2%というのは業界最低水準であり、充分に利用する価値があると言えるでしょう。
審査の甘いファクタリング会社③日本中小企業金融サポート機構
手数料 | 8%~ |
対応スピード | 即日~3日 |
買取金額 | 制限なし |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
個人事業主 | 利用可能 |
日本中小企業金融サポート機構は一般社団法人という形態をとっています。
非営利法人のため利益目的ではなく、小規模事業者の金融面のサポートを目的とするファクタリング会社です。
小規模事業者のサポートを目的としているだけあって、手数料設定は良心的。
赤字や債務超過、融資のリスケや税金社保の滞納があっても必ず審査をしてもらえます。
個人事業主の方の利用も問題ありません。
審査の甘いファクタリング会社④ビートレーディング
手数料 | 2%~ |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 30万~3億円 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
個人事業主 | 利用可能 |
ビートレーディングは業界最大手のファクタリング会社。
月間の顧客数が400件前後と非常に多く、多少の焦げ付きは気にしない傾向にあるため、審査は甘めです。
また、顧客数が多いことで、1社あたりの手数料を安くすることが可能になります。
アフターフォローも充実しており、ファクタリング後も経営コンサルティングなどで利用企業のキャッシュフロー改善を図っています。
したがって資金繰りが悪化している事業者におすすめです。
審査が甘いファクタリング会社⑤ウィット
手数料 | 5%~ |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 30万~500万円 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
個人事業主 | 利用可能 |
ウィットは30~500万円の小口債権の買取を専門とするファクタリング会社です。
小口債権専門ということもあり、主な顧客は個人事業主や小規模事業者のため、おのずと審査は甘くなります。
非対面式でのファクタリングを行っており、電話一本で最短3時間で入金が完了するというスピードを誇ります。
また、小口債権だと比較的手数料が高くなりがちですが、30万円の債権を5%で買い取った実績があるほど、手数料についても良心的です。
以上が審査の甘いおすすめファクタリング会社です。
いずれの会社もコンサルティングを得意としていて、小規模事業者を歓迎しています。
資金繰りの改善も含め、ぜひ検討してみてください。
また、上記以外の会社が審査が甘いのかどうか見分ける方法を以下で解説していきます。
審査が甘いファクタリング会社の6つの特徴
審査が甘い会社の特徴は以下6つです。
- 個人事業主の利用が可能
- 手数料の上限が明記されていない
- 審査時の必要書類が少ない
- 債権譲渡登記が必要
- 債務超過でも利用できる
- 人が審査をしている
順番に解説していきます。
特徴①個人事業主の利用が可能
まず一番分かりやすいのがこのポイント。審査が甘い会社は基本的に個人事業主の利用を歓迎しています。
逆に、審査の厳しい会社は個人事業主の利用を断っています。というのも個人事業主は法人に比べ社会的な責任が低いためです。
特に個人事業主が従業員を雇っていない場合は、「売掛金を回収する前に逃げられてしまうのではないか」と勘繰られてしまいます。
ファクタリング会社が一番嫌うのは、売掛金が回収できないこと。個人事業主の債権を買い取ることは、そのリスクを背負うことになるので審査の厳しい会社は、個人事業主の利用を断っているのです。
以上の理由から個人事業主の利用可否は審査が甘いかどうかの判断基準になります。
特徴②手数料の上限が明記されていない
審査が甘い会社は手数料の上限が明記されていません。手数料の上限を明記してしまうと融通が効かなくなってしまうためです。
手数料はファクタリング会社が負うリスクの対価とも言えます。つまりギリギリで審査を通すとなると手数料が高くなってしまうのです。
そのような取引にも対応するために審査が甘い会社は手数料の上限をあえて明記していないのです。
特徴③審査時の必要書類が少ない
審査の甘さは、必要書類の量でも見ることができます。必要書類の量が少ないほど審査は甘い傾向があります。
書類が少ないということは審査項目が少ないということです。審査項目が少ないということは審査が甘いことに他なりません。
そもそも必要書類を明記している会社は少ないですが、審査書類が少ない場合はそれをアピールポイントとして公式ホームページに明記していることがあります。
そこも見逃さないようチェックしましょう。
特徴④債権譲渡登記が必要
審査が甘い会社は、負うリスクをなるべく低くするために債権譲渡登記を求めます。
債権譲渡登記をするとどうなるのかというと、利用事業者が破綻した場合に売掛債権を持っていることを証明することができるのです。
つまり債権譲渡登記をすることで審査を甘くすることができるということです。
特徴⑤債務超過でも利用できる
審査が厳しい会社でも、赤字や税金・社保の滞納中に関してはさほど気にしません。
なぜなら、多少の赤字であれば資金繰りを改善することで立て直すことができ、税金・社保の滞納については、分割や猶予をもらうことができるためです。
審査が厳しい会社が特に気にするのは債務超過。会社の財務状況がかなり危ない状態であるためです。
下手をするとファクタリングを実行することで倒産する可能性があります。
そして2社間ファクタリングの場合、利用者が倒産してしまうと売掛金が回収できない可能性が出てきてしまいます。
以上の通り審査の厳しい会社は債務超過の会社を嫌うため、審査が甘いかどうかを見分けるポイントになるのです。
特徴⑥人が審査をしている
ファクタリング会社の中には、AIのスコアリングによる審査をしている会社もあります。
そのような会社は人件費がかからないため手数料が安いですが、一方で融通がきかず審査が厳しい傾向があるのです。
AIのスコアリングによる審査をしている会社は大体が取引がWEB上で完結するようになっています。
審査に自信がない場合はそのような会社を避けるようにしましょう。
審査が甘い会社を利用する前に見分けるための特徴については色々と言われていますが、実際はこの6つです。
そしてファクタリング審査に通過するには、以上のような特徴を持った会社を選ぶことも重要ですが、審査通過するためのコツもあります。
次項では、その審査に通るコツについて解説していきます。
絶対に審査に通る5つのコツ
審査が甘いファクタリング会社でも、確実に審査通過できるとは限りません。
審査通過をより確実なものにするため、審査に通るコツを抑えておきましょう。
コツは以下の5つです。
- 審査の甘いファクタリング会社を選ぶ
- ファクタリング会社のリスクが低い債権を選ぶ
- 売掛金の証明書類(成因資料)をなるべく多く準備する
- 面談時は真摯に対応する
- 継続利用の意志を伝える
それぞれについて分かりやすく解説します。
審査に通るコツ①審査の甘いファクタリング会社を選ぶ
当たり前ですが、審査の甘いファクタリング会社選びが重要です。
中には審査が厳しいファクタリング会社も存在します。
特に3社間ファクタリングがメインの会社は、中小企業や個人事業主では利用できないなど、審査が厳しい傾向にあります。
個人事業主の方は、個人事業主でも利用可能なファクタリング会社を選ぶようにしましょう。
審査の甘い会社ランキングで紹介したおすすめファクタリング会社であれば、いずれも個人事業主の利用が可能です。
審査に通るコツ②リスクが低い債権を選ぶ
保有している売掛債権の中でも、なるべくファクタリング会社にとって買取リスクの低い売掛債権を選びましょう。
ファクタリングにおいては、以下4つがリスクの低い売掛債権となります。
- 支払サイト(期間)が短い債権
- 売掛先の信用力が高い債権(売掛先が上場企業、官公庁など)
- 利用者との取引年数が長い売掛先への債権
- 利用者への支払履歴が多い債権
支払いサイトが短いのと長いのとでは、長い方が回収リスクが高いのは当たり前ですね。
そして売掛先が有名な企業や上場企業、官公庁の場合は売掛金が回収できる可能性が高くリスクは低いと言えます。
また、売掛先との取引年数が長い、支払いがしっかりされている履歴が多い債権も信頼性が高い債権でありファクタリング会社から見てリスクが低いものです。
ファクタリングの審査には、以上のような売掛債権の内容が大きく影響します。
売掛金の回収ができなければファクタリング会社は貸し倒れになってしまうため、なるべくリスクの低い売掛債権が好まれるのは当然ですよね。
審査に通るコツ③売掛金の証明書類(成因資料)を多く準備する
売掛金の証明書類(成因資料)をなるべく多く準備するようにしましょう。
成因資料の代表的なものは以下3つです。
- 請求書
- 納品書
- 発注書
成因資料を多く準備することで売掛金の信憑性が増し、ファクタリング会社に対してリスクが低いという印象を与えることができます。
中には、架空の売掛債権を売却してファクタリング会社からお金を騙し取ろうとする人もいるため、売掛金の信憑性をアピールすることは重要です。
審査に通るコツ④面談時は真摯に対応する
ファクタリング会社との面談時は、真摯に対応するようにしましょう。
良い印象を与えることで、ファクタリング会社からの信頼性が増し、審査の通過率は上がります。
2社間ファクタリングではファクタリング会社は直接売掛金の回収ができず、利用者にゆだねる形になります。
ファクタリング会社に「この人なら売掛金の回収ができそうだ。」という印象を与えることが出来れば、リスクが低いと判断されるでしょう。
審査に通るコツ⑤継続利用の意志を伝える
継続利用の意志を伝えるのも効果的でしょう。
なぜならファクタリング会社は、継続利用してもらうことを望んでいるからです。
融資と同じで、ファクタリング会社からすると2回目以降の顧客は実績もあるためリスクも低く、且つ手続きが簡略化されるので人件費もかかりません。
継続利用することで、手数料を優遇してもらえやすくなるなどのメリットもあります。
また、いざという時に資金調達をお願いできるファクタリング会社が決まっていることは、事業継続におけるリスク管理にもつながるでしょう。
以上がファクタリング会社の審査に通る5つのコツです。
審査が甘い会社に申し込むことも重要ですが、以上のように利用者側が審査に通る努力をすることも可能です。
また、先に審査の内容を知っておくことで有利に働くこともあるかと思います。
そこで、「そもそもファクタリング会社がどのような審査をしているのか」について解説していきます。
元社員が教える「実際のファクタリング審査の内容」
ファクタリングでは主に売掛先についての審査を行います。
なぜなら売掛先から売掛金の回収ができなければ、ファクタリング会社は貸し倒れになってしまうからです。
売掛金の回収が問題なくできる会社かどうか審査するのです。
また、利用者についても全く審査をしていないわけではありません。
売掛先と利用者それぞれの審査の具体的な内容について解説します。
売掛先に対する審査の内容
売掛先に対する審査では、ファクタリング会社は以下4つのポイントを重視します。
- 売掛先の信用情報
- 利用者と売掛先の取引状況
- 売掛債権の支払サイト
- 売掛金と売上規模のバランス
それぞれについて詳しく解説していきます。
売掛先の信用情報
売掛先の信用情報は、ファクタリング会社にとって最も重要な項目。
売掛先の信用情報を具体的に説明すると、売掛先が十分な支払い能力を持っているかどうかという事です。
この審査については外部の信用情報機関を利用されることが多く、代表的な信用情報機関は以下2つです。
- 帝国データバンク
- 東京商工リサーチ
上記の信用情報機関を利用すると、会社の業績や資金状況などをかなり細かく調査することができます。
ファクタリング会社は売掛先の信用情報を確認した上で、売掛金の回収ができそうな会社かどうか判断するのです。
利用者と売掛先の取引状況
ファクタリング利用者と売掛先の取引状況についても見られます。
具体的には、取引年数や支払履歴についてです。
利用者と長年の取引があり、何度も支払履歴のある売掛先であれば、売掛金を回収できないリスクは低いという印象になるでしょう。
反対に、取引年数が浅かったり、過去に支払遅延や滞納がある売掛先の場合、貸し倒れのリスクがあると判断されてしまいます。
売掛債権の支払サイト
売掛債権の支払サイトについても見られます。
ファクタリング会社からすると支払期日が短ければリスクが低い、長ければリスクが高いという判断になります。
なぜなら支払サイトが早ければ早いほど、売掛金の回収が早期にできるからです。
支払サイトが長いと、それだけ売掛先の倒産など問題が発生する可能性が高まってしまいます。
ファクタリング会社が好む売掛サイトは概ね1ヶ月〜3ヶ月ほど。つまり「月末締め、翌々月末支払い」程度のサイトであればそこまでリスクが高いとは判断しません。
売掛金と売上規模のバランス
売掛債権の金額と利用者の売上規模のバランスについても見られます。
具体的には、売掛債権の金額が利用者の売上規模に見合っているかどうかという事です。
例えば、売上高が500万円の会社が1,000万円の金額のファクタリングを要望してきた場合、前例のない大きな取引という事になります。
ファクタリング会社からすると売掛債権の金額が利用者の売上規模に見合ってない、つまり回収できないリスクがあると判断されます。
少なくとも売上高の2分の1以下の金額が望ましいでしょう。
続いて利用者に対する審査内容を見ていきましょう。
利用者に対する審査の内容
ファクタリングでは売掛先の審査が優先ですが、利用者の審査も行っています。
審査の内容は、売掛金の回収を任せられるかどうかという事です。
特に2社間ファクタリングでは売掛金の回収が利用者任せになってしまうため、ファクタリング会社からすると利用者の信頼度も重要になるのです。
その信頼度の判断基準は、経営者の人柄と財務状況。
また、従業員がいない、財務状況が良くない個人事業主が利用する場合、ファクタリング会社から信頼されにくくなってしまうこともあります。
売掛金の証明書類である成因資料をできるだけ用意する、債権譲渡登記をしてもらっても良いと伝えるなどの方法で、信頼を得るようにしましょう。
以上がファクタリングの審査の内容です。
審査に通るコツや審査の内容を十分に理解すれば、審査通過の確率は格段に上がります。
また、審査が甘いファクタリング会社を選ぶ際は、デメリットについても理解した上で利用するようにしましょう。
審査が甘いファクタリング会社のデメリット
審査が甘いファクタリング会社にはメリットだけでなく、以下2つのデメリットがある場合もあります。
- 手数料が割高になる
- 無理な取引をされる可能性がある
2つのデメリットについて、分かりやすく解説します。
手数料が割高になる
審査が甘いファクタリング会社ほど、手数料が割高になってしまう傾向にあります。
審査が甘い分、手数料を割高にすることで、ファクタリング会社のリスクを低減させるためです。
反対に、審査の厳しいファクタリング会社であれば、手数料も安く抑えられる傾向にあります。
売掛先や売掛債権の内容に自信があれば、審査の厳しいファクタリング会社を利用するのが望ましいでしょう。
無理な取引をされる可能性がある
目先の利益しか考えておらず、利用者にとって無理な取引でもお構いなしなファクタリング会社も存在します。
ファクタリングを利用する会社の中には、ファクタリングを利用することで倒産してしまうような財務状況の会社もあります。
厳しい財務状況にも関わらずファクタリングが実行されれば、利用者にとって不利益になってしまうでしょう。
反対に、比較的審査が厳しいファクタリング会社であれば、無理なファクタリングを実行されることはありません。
おすすめのファクタリング会社で紹介した5社であれば、このようなデメリットの心配はありません。
しかし、審査が甘いファクタリング会社の中には、上記の2つのデメリットを持つ会社も存在するということを理解しましょう。
ここで、比較的審査が厳しいファクタリング会社3社を紹介します。
審査が厳しいファクタリング会社①三共サービス
手数料 | 1.5%~ |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 50~3000万円 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可
個人事業主は利用不可 |
三共サービスは2001年設立の老舗ファクタリング会社です。
審査については比較的厳しいという一面がありますが、その理由は確実に利用者のキャッシュフローを改善するため。
利用者の財務状況を考慮し、ファクタリングをすることが賢明ではないと判断した場合、別の方法を提案してくれます。
手数料や審査スピードも業界トップクラスの優良ファクタリング会社です。
ただ、個人事業主の方は利用できないという制限があるので注意しましょう。
審査が厳しいファクタリング会社②OLTA
手数料 | 2~9% |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 制限なし |
審査 | 債務超過でも審査は可 |
OLTAは、AIスコアリングの審査をファクタリングに取り入れた会社です。
手続きが全てWEB上で完結する、手数料の上限が9%と安いというメリットがあります。
また、審査に時間がかからないので入金までのスピードも早いです。
審査が厳しい反面多くのメリットがありますね。
審査が厳しいファクタリング会社③トップマネジメント
手数料 | 3.5~12.5% |
対応スピード | 即日~ |
買取金額 | 最大3億円 |
審査 | 赤字・債務超過・税金滞納でも可 |
トップマネジメントは、人が審査をしている会社でありながら、手数料上限12.5%とかなり良心的な手数料設定。
無理なファクタリングは実行しない、即日入金に非常にこだわっている点で他社とは違うメリットがあります。
というのも、トップマネジメントは金融機関の都合上、即日で入金できない場合はバイク便で現金を配達するなど、利用企業の要望に極力応えてくれるのです。
審査はやや厳しいかもしれませんが、急ぎで資金が必要なのであれば相談する価値はあるでしょう。
以上が審査が甘いファクタリング会社のデメリットと、審査が厳しい会社のメリットです。
審査が甘いことは小規模事業者にとっては重要ですが、デメリットもあるということは覚えておいてください。
最後にファクタリングの審査についてよく頂いていた質問を「よくある質問」としてまとめました。
ファクタリングの審査についての良くある質問
ファクタリングの審査についての良くある質問を、回答と併せて紹介します。
Q:ファクタリングの審査にはどれぐらいの時間がかかりますか?
A:早ければその日中に審査が完了します。ファクタリング会社や、申込みをする時期・時間などにもより、数日~1週間程度かかってしまうケースもあります。
Q:財務状況があまり良くなくても審査通過の可能性はありますか?
A:十分に可能性はあります。ファクタリングでは売掛先の審査が優先のため、売掛先や売掛債権の内容がしっかりしていれば基本的には問題ありません。
Q:ファクタリングの審査の通過率はどれぐらいですか?
A:2社間ファクタリングは5~30%程度、3社間ファクタリングは0.5~5%程度です。審査が厳しい・甘いファクタリング会社にもよるので、あくまで目安となります。
Q:ファクタリングの審査にはどのような書類が必要ですか?
A:ファクタリング会社によって異なりますが、以下の書類がそろっていれば問題ないでしょう。
- 法人代表印の印鑑証明書
- 決算書、確定申告書
- 売掛金証明書類
- 税金、社会保険関係書類
- 通帳
- 本人確認書類
- 事業内容の説明資料
Q:ファクタリングの審査を受けるには直接訪問する必要がありますか?
A:直接訪問する以外にも、郵送やFAX、ウェブなどの非対面方式でファクタリングの審査を受けることは可能です。
まとめ
このページでは、審査の甘いおすすめファクタリング会社や、審査に通るコツ、審査の内容などについて解説してきました。
審査が甘い会社はメリットだけではなく、手数料が割高になってしまったり、無理なファクタリングをされてしまう可能性があるというデメリットについてもご理解いただけましたでしょうか。
また、審査が甘いファクタリング会社でも確実に審査通過できるとは限りません。
審査に通るコツや審査の内容を今一度確認した上で、ファクタリング会社の審査に臨みましょう。