三共サービスは、ファクタリング業界の老舗企業。
元々ファクタリングではなく、企業むけの会計コンサルティングを行っていた会社です。
この記事では、そんな三共サービスのファクタリングサービスの詳細と最新の評判を解説していきます。
まずは総評から見ていきましょう。
三共サービスの総評
おすすめ度 |
三共サービスのメリット・デメリットは以下の通り。
- 業界最低水準の手数料
- 1度の利用で経営改善率92.4%
- 事業歴が長く豊富な実績がある
- 全国に対応可能
- 初回事務手数料が無料
- 他社からの乗り換えで優遇
- 最短翌日入金のスピード
- 郵送での契約も可能
- 3社間・診療報酬・介護報酬債権も買取可能
- 審査はやや厳しく個人事業主は利用不可
- 手数料の上限が分からない
- 原則債権譲渡登記が必要
- 買取可能金額は3000万円まで
以上のことから三共サービスは、手数料のメリットが大きいので審査に自信がある企業におすすめの会社と言えるでしょう。
それでは、ここから三共サービスの詳細を解説していきます。
まずは会社概要から見ていきましょう。
三共サービスの会社概要
三共サービスの会社概要はこちら。
会社名 | 株式会社三共サービス |
代表者 | 代表取締役 飯村 雅 |
所在地 | 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-6 ACN神田須田町ビル3階 |
連絡先 | TEL 03-3830-0919 FAX 03-3830-0979 |
設立 | 2001年7月 |
資本金 | 1,000万円 |
公式HP | https://sankyo-fs.jp/ |
現状のファクタリング業界では、設立時期が圧倒的に早い会社ですね。
代表者名、資本金まで記載していて会社の透明性は高いと言えるでしょう。
三共サービスの外観・内観
三共サービスはJR、東京メトロの神田駅から徒歩ですぐの好立地にあります。
外観はこちら。
かなり綺麗なオフィスビルです。
そして受付はこちらです。
この会社名の看板の右側にオフィスがあり、左側に応接室があります。訪問する際は参考にしてください。
三共サービスのファクタリングの特徴・メリット・デメリット
続いて、三共サービスのファクタリングサービスの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずは、ファクタリングサービスの概要です。
三共サービスのファクタリングサービス概要
サービス | 2社間・3社間・診療報酬・介護報酬 |
手数料 | 1.5%~ |
審査 | やや厳しい |
スピード | 最短翌日入金 |
買取額 | 目安:50~3,000万円 |
個人事業主 | 利用不可 |
財務状況 | 赤字・税金社保滞納中でも利用可 |
受付時間 | 平日9:00~19:00 |
三共サービスのファクタリングサービス条件は買取額、審査以外はファクタリング業界トップクラスですね。
審査が甘すぎず、法人の債権しか扱わない割りには買取金額の上限が低い設定になっています。
続いて、三共サービスのファクタリングのメリットとデメリットを見ていきましょう。
まずはメリットから解説していきます。
三共サービスの9つのメリット
- 業界最低水準の手数料
- 1度の利用で経営改善率92.4%
- 事業歴が長く豊富な実績がある
- 全国に対応可能
- 初回事務手数料が無料
- 他社からの乗り換えで優遇
- 最短翌日入金のスピード
- 郵送での契約も可能
- 3社間・診療報酬・介護報酬債権も買取可能
それでは、1つずつ解説していきます。
メリット1 業界最低水準の手数料
三共サービスの手数料は、業界最低水準の1.5%~です。1.5%というのは、3社間ファクタリングの手数料ですが、2社間ファクタリングの手数料も最低7%ほど。
5~30%が相場の2社間ファクタリングにおいてこの手数料はかなりの低手数料です。そして、三共サービスは本当にこのような低手数料のファクタリングを実行しています。
メリット2 1度の利用で経営改善率92.4%
三共サービスのファクタリングは、1度の利用で顧客の経営改善率92.4%を誇ります。ファクタリングは、言ってしまえば将来の利益の前借りです。
そしてそのサービスの特性上、何回か利用して徐々に経営を立て直すという方法が一般的。そんな中、1度の利用だけで経営改善を実現しているのは、三共サービスのスタッフの質の高さあるからでしょう。
メリット3 事業歴が長く豊富な実績がある
2001年7月に設立されている三共サービスですが、当初からファクタリング事業をしていた訳ではありません。ファクタリング事業を始めたのは2017年です。
それ以前は、会計コンサルティングのサービスを提供していました。三共サービスは、会計コンサルティングとして様々な会社の財務状況を立て直してきた実績があります。
顧客の財務改善率が高いのもこのような背景があるのです。また現在では毎月100件前後の問い合わせがあるため、三共サービスの実績もそれと共に積まれています。
メリット4 全国に対応可能
三共サービスは、沖縄から北海道まで全国に対応できるファクタリング会社です。実際に様々な都道府県に対応した実績を公式ホームページで公開しています。
一部を切り取ってみても、北海道や福岡、愛媛など様々な地方の顧客に対応していることが分かります。
三共サービス自体は東京に拠点を置いていますが、地方からの利用にもおすすめできます。
メリット5 初回事務手数料が無料
三共サービスは新規の顧客を歓迎しています。その一環で、初回利用の際は事務手数料が無料になっています。
ファクタリング手数料が無料な訳ではありませんが、資金調達の場面において余計なコストがかかるのは無駄でしかありません。
このようなキャンペーンを打っているのも、顧客のことをよく考えていると言えるでしょう。
メリット6 他社からの乗り換えで優遇
初回事務手数料を無料にしているだけでなく、他社からの乗り換えに対しても優遇をしています。こちらは事務手数料ではなくファクタリング手数料の優遇です。
そもそも、ファクタリングは融資と同じように利用実績があるとリスクが低くなるため手数料を下げることができます。だからこそ他社からの乗り換えを優遇できるのです。
しかし、優遇をしていない会社も中にはあります。三共サービスは、公式ホームページに乗り換えで優遇すると明記しているため、現在使っている会社があるのであれば手数料を安くすることができるでしょう。
メリット7 最短翌日入金のスピード
三共サービスは、東京に事業所をおいてますが、全国の利用者に対して最短で翌日入金ができるファクタリング会社です。
というのも、三共サービスは平日の間スタッフを地方に派遣しています。スタッフは地方に駐在しているため全国的にスピード感のある取引が可能なのです。
また、スタッフの質も高いので審査や手続きも他社より早く済むでしょう。
メリット8 郵送での契約も可能
三共サービスのファクタリングは、原則面談必須ですが遠方の場合は郵送・メール・FAXによる対応も可能です。
地方からの利用の場合、時間と交通費のコストがかかってしまうので、ありがたいサービスですね。
メリット9 3社間・診療報酬・介護報酬債権も買取可能
三共サービスが提供しているのは、2社間ファクタリングだけではありません。3社間ファクタリング、診療報酬債権、介護報酬債権の買取も行っています。
「2社間ファクタリングだけではない」というところからファクタリングのノウハウをしっかり持っていると言えます。
また、3社間ファクタリングの手数料は大手のファクタリング会社と同等水準なので利用するメリットがあると言えるでしょう。
以上が三共サービスのファクタリングの9つのメリット。
三共サービスは、2社間ファクタリングの業界では名が通っており大手の部類に入ります。そこまで成長したのは以上のようなメリットがあるからと言えるでしょう。
続いて、三共サービスのデメリットを見ていきましょう。
三共サービスのデメリット4つ
三共サービスのデメリットはこちら。
- 審査はやや厳しく個人事業主は利用不可
- 手数料の上限が分からない
- 原則債権譲渡登記が必要
- 買取可能金額は3000万円まで
デメリット1 審査はやや厳しく個人事業主は利用不可
これが三共サービスの一番のデメリットではないでしょうか。ファクタリングは、小規模事業者が利用できる数少ない資金調達の方法。
そんな中、個人事業主の利用を受け付けておらず審査を細かくしているのは、デメリットと言えるでしょう。
デメリット2 手数料の上限が分からない
こちらもデメリットと言えるでしょう。三共サービスの手数料は、公式サイトに1.5%~と書いてあるのみであり、上限は明記されていません。
審査が甘い会社や個人事業主を受け入れている会社が手数料の上限を記載していないのは、融通が効かなくなるのを防ぐためでしょう。
しかし、三共サービスのような個人事業主を受け入れていない審査がやや厳しい会社が手数料の上限を明記していないのは不安要素になってしまいます。
手数料は概ね20%以下でしょうが、それを超える可能性もあるので、もし提示された手数料に納得感がなければ他の会社と相見積もりをしてみてください。
デメリット3 原則債権譲渡登記が必要
三共サービスは、原則債権譲渡登記が必要になります。債権譲渡登記のデメリットは2つ。取引先に債権譲渡が知られる可能性があることと、登記費用がかかることです。
債権譲渡登記した場合、登記情報にその内容が載るため取引先に見られるとファクタリングの利用がバレてしまいます。ファクタリングは徐々に一般的になりつつありますが、取引先は債権譲渡をしている事実をあまりよくは思わないでしょう。
ただ、登記情報を見られることはほとんどなく、知られてしまう可能性もかなり低いと言って良いものです。
また、登記費用がかかることもデメリットと言えますが、債権譲渡登記をすることでファクタリング会社のリスクの低減に繋がり結果的に手数料が安くなるので、利用額次第ではメリットに転じることもあります。
以上のことをふまえると大したデメリットではありませんが、原則的に必要という点はデメリットですね。もし、登記をして欲しくない場合はその点も伝えてみると良いでしょう。
デメリット4 買取可能金額は3000万円まで
法人のみの対応であり、審査もそこまで甘くない中、買取金額が3000万円までというのは対応力が低いと言えるのではないでしょうか。
実際2社間ファクタリングで3000万円もの債権を買い取る機会はなかなかありませんが、5000万円、1億円や3億円と言った債権にまで対応できる会社があることを考えるとデメリットと言えるでしょう。
以上が三共サービスのデメリットです。
続いて、三共サービスの利用者からの評判を見ていきましょう。
三共サービス利用者の評判
三共サービスのファクタリング利用手順
三共サービスのファクタリング利用手順は以下の通り。
- 相談・問い合わせ
- 申し込み
- 面談・審査
- 最終確認
- 契約・ファクタリング実行
まずは、三共サービスに相談、問い合わせをしましょう。
簡単な質問だけでも受け付けています。しつこく営業されることもないので、なんでも安心して聞いてみてください。
申し込みの際に、会社概要や売掛先の情報について5分〜10分ほどの簡単なヒアリングがあります。
ヒアリング後に売掛先の審査に入ります。2社間ファクタリングの場合、売掛先に連絡をすることは一切ありません。
また必要書類についての連絡もあります。
必要書類を揃えたら、三共サービスを訪問するか、スタッフに出張してもらい面談を行います。
※遠方の場合は、郵送、メール、FAXでの対応も可能
必要書類は以下の通りです。
・身分証明書(免許証・パスポートなど顔写真付きのもの)
・会社謄本(履歴事項全部証明書)コピーでも可
・決算書(直近2期分)
・売掛先への請求書
・成因資料(契約書・納品書・注文書・発注書など)
・入出金の通帳・当座勘定表(当座をお持ちの場合)
・小切手帳・手形帳(当座をお持ちの場合)
・納税証明書
少々多いですが、早く集められればその分早く入金までの手続きが完了するのでなるべく急ぎましょう。
審査終了後に、最終的な買取条件の提示があります。
内容に納得できれば契約日を取り決めます。
契約完了後、即日で指定口座に入金されます。
なお契約時に以下の書類が必要になるのでこちらも用意しましょう。
・印鑑証明(買取先の件数により変わります)
・会社謄本(履歴事項全部証明書2通)
・社判・実印
以上が三共サービスの利用手順です。
申し込みから最短翌日入金できるスピード感のある取引を実現しています。
三共サービスは、財務状況が健全な会社には特におすすめの会社です。ファクタリング会社をお探しの場合は、候補に入れてみてください。